学生以来の。。。

さて、先日入手した、小柄な新参者の為のマウスピース選びについて。

 

マウスピースは基本的にティルツの中から選んでいますが、シャンクの問題上、この楽器とティルツの相性はあまり良くありません。ティルツのシャンクが太いため、ほんの1センチ程度しか差し込めない。一応問題なく鳴るし、音程もコントロールは効くのですが、本来の差し込める長さとしては足りません。

 

そこで、学生の頃に愛用していたペラントゥッチに注目しました。

ペラントゥッチは、昔はティルツの工房で作り始めた歴史を持つだけに、ティルツを彷彿させるほどの豊富なカップのラインナップを持ち、またそれとは別に、スロートシャンクはノーマルタイプの他に、スモールシャンクのSタイプ、それより極細のXSタイプ、さらに超極細のAMタイプという4つのタイプがあります(ただし、XSタイプとAMタイプは特別注文品なので、通常の店頭では並びにくい代物です)。

 

学生の頃に愛用していたのは、ペラントゥッチのPT84S…大学1年からディプロマの2年あたりまで、B管やC管で愛用。その後はPT89Sという、もう少しカップの深いタイプに変更した覚えがあります。一方F管ではPT64Sを使用していました。このうちのPT84Sと、PT64Sは、未だに大切に保管してあります。だいたい学校を卒業して、フリーランスになった前後から、ペラントゥッチとも卒業状態でした。

 

前置きが長くなりましたが、今日になって、いつもお世話になっている店で、ペラントゥッチを中心に、マウスピースの選定にかかりました…その中から導き出されたのが、PT82の、XSタイプのシャンクでございます。

いくつかのSシャンクとも比較検討したのですが、XSシャンクの方が、より響きが馴染むようなイメージがあり、カップサイズも、今の自分にとって中庸程度と言えるPT82が、平均的に馴染むみたい。

 

ペラントゥッチを買うなんて学生以来なので、およそ20年ぶりだなぁ。そしてたぶん、学校現場の備品楽器とも相性が良い予感がします…この小柄な楽器も国産なものですから。

バンド指導の時に持ち歩くマウスピースは、質量の軽いことを気に入っていたコーンのヘルバーグだったのですが、最近では音がオーバーフロー気味で辟易していたので、暫くはこちらで対応してみようかと思います。


もう6月か。。。

なんと、もう6月ですか。

今年に入ってから諸々な波に呑まれ揉まれ、散々な目に遭っている所為もあって、ブログが遅々として書き進めず…ちょっと放置している間に、管理ページでの書式が少々変更されていて、とりわけ絵文字が廃止なのか、絵文字の使い方が判らなくなっている有様。

 

ところで、先月やって来た小柄な楽器のマウスピース問題に関しましては、どんなに小さくても所詮はB管(コントラバステューバ)であることから、下手にF管(バステューバ)寄りのマウスピースは合わないみたいなので、とりあえず定番の、ティルツM1周辺を宛がっています。

まだ結論とまでには言い切れないけど、当面はこの方向で行こうかな。ただ、先日の記事にも書いた「ペラントゥッチ製の、大きめのカップ」の可能性も捨てきれず、まだ考えさせられています。

 

さっそく仕事では、いささか旅気分とも思える現場のレッスンで使い始めました。

とにかくコンパクトサイズだけあって、移動は圧倒的に楽!…移動手段は電車がメインですので、下手にラッシュなどに巻き込まれた時は、周囲への気遣いが格段に和らぎます。これはとても有り難い事です。

 

そんな訳で、今日はこの楽器を譲ってくれた生徒に御礼を送る手配を整えたりしていました。明日からの週末は、親戚の法要に出席する為に宮城に向かいます…せめて良い天気に恵まれますように。


去る者 来る者。。。

さてさて、名翁は「今までお世話になりましたな」と穏やかな顔で、次なる新天地に向けて去って行かれました。不遇の時代もあったかと思いますが、まだまだ彼を必要とする地があるのです。彼のこれからの幸せを願い、彼の吹き手となる方へ向けて、心を込めた祝福の気持ちで送り出しました。

 

そして新たに我が家にやってきた、小柄な新参者のガイド問題ですが。

それなりのトシを重ねているので、バルブガイドは年相応に摩耗しています。本来ならば、パーツの完全交換がベターなのですが、このタイプのバルブ自体が現在では製造されておらず、そうなると完全交換が大工事となり、相当な出費も推測されます。

しかし懇意にしている店主の手により、ガイドの修正手術を施してもらうことで、酷いノイズの大半は見事に消音されました…いつも有難うございまず。

 

次の問題は、如何なるマウスピースが合うのか。

とにかくボディサイズが小柄だし、シャンクも細めでないと嵌りにくい。ウチにあるデッドストックのマウスピースを次から次と試していますが、どうしてもティルツ以外では嵌る感触がない。ヤマハやシルキー、ブラゼルマイヤーなどではボヤけた印象になります。かと言って、ティルツでも、音域によっては納得のいかない響きになる。

 

まだ持っていないけど、もしかしたらペラントゥッチのSシャンクで、少しカップが大きいものが良いのかな…それとも、そもそも単純に自分と楽器の相性が合わないとか(笑)…諸々考えながら、もう暫く過ごしてみるとします。


小柄な新参者。。。

先日、名翁を招き入れたばかりですが、さらなる新参者が届きました。

これなるは国産の、小柄な形を極めた名品。まずB管とC管から登場し、そしてF管がラインナップに加わりました。このシリーズが登場した時、各世界のプレイヤーたちは、あまりのコンパクトな仕上がりに感動し、とりわけ空間に制限のあるオケピットで日々演奏する歌劇場のプレイヤーに絶賛されたとも言われます。

 

我が家にやって来たのはB管。元々は生徒が長年所有していましたが、現在は楽器から遠ざかっている諸事情がありまして「全く使わないのは不憫が過ぎるので、先生が使ってあげて下さい」とのことで、こちらで享ける運びとなりました。

 

まずは管内の徹底洗浄から。古いオイルが管全体に回っている様子なので、汚れと共に除去して参ります。古く澱んだ匂いを感じますが、いくらか息を通していれば、そのうちに抜けていくことでしょう。

 

ピストンガイドがプラスチック製ではなく、金属製である事と、ラッカーが剥がれた地金の様子と、製造番号から察するに、おそらくは初期の作…昭和の生まれですね。傷はそれなりにあっても、目立った凹みは殆どありません。

 

すっかりキレイに仕上げてから問題に感じたのは、ピストンを動かす際に生じる摩擦音。まるでカンナで削るかのように、シャリシャリと大きな音を立ててしまい、音階練習をしようものなら、それこそ楽器の音よりも大きくシャリシャリ響きます。これは専門のリペアの手を加える必要がありそうです。

 

この時点でB管が3人も居る状態になっているのですが、幸先良いことに、いよいよ翁の行き先が決まりました。翁の新しい人生の門出です。それまで、もう暫く我が家の賑やかな日々を楽しんで参りましょう。


新年度だね。。。

今日は市内の現場からスタート。

こちらも夏に向けての曲が決定しましたが、これまた個人的に思い入れのある曲だったりします。なんだか今年は不思議とこのパターンが多いなぁ。確かに顧問の先生と選曲の相談がある時に、何曲か提案させて頂くリストの中に入れてはありますけど、それにしても多いですねぇ。

 

午後からは大学へレッスン。いつもの合奏体形の中に、さりげなく新入部員の学生たちが新しく加わっているのを見て「そうだ、新年度なんだなぁ」と感慨深くなります。仄かな緊張をのぞかせる表情が、なんとも初々しい…皆さんどうぞ宜しくね。

 

しかし取り組む曲は相変わらず課題満載ですので、主に上級生に向けてはビシバシと。

楽譜を読み込む「目」の感覚だけではなく、音楽が持っている特有の世界観を「耳」の感覚で取り込まないと、どうにも演奏しづらい曲だったりしますので、そこは頑張って慣れていってもらうほかありません。

来月はタイミングを見計らって、2回は行こうと画策中であります。

 

練習後の飲み会は、すっかり安定した開催ぶり。いつも10人位の人数になるから、賑やかで楽しい。今回のお店は、以前も何回か利用しているのですが、存在を知らなかった奥の座席を通されて、いつも以上にテンションアップ。親愛なる学生たちとの駆け引きも堪能したことだし、また来月も楽しみですね。


翁を救う。。。

つい先日より、我が家に逗留されているB管が居られまして。

 

長らく某楽団の備品だったらしいのですが、今では誰も使う人もおらず、備品庫をイタズラに圧迫するだけと言う、もはや完全に「お荷物」扱いに成り下がってしまったらしい楽器。そして非情にも、とうとう廃棄処分が決定してしまいした。

そこでワタクシが名乗りを上げて、引き取らせてもらうことに致しました。

 

やってきた時の哀れな様子は、如何とも言い難いほど。

ソフトケースはズタボロ。身体はラッカーが剥がれ落ち、ベルは歪み、ロータリーヴァルヴは固着気味…明らかに自分よりも遥かに年上の楽器は、まさに翁の風格あり。けれども、誰もから見捨てられてしまった、まるで世捨て人の御老体の如き有様でした。

 

おぉ、惨澹よのぅ…見ての通り、儂もトシだで、山に捨てて下さっても結構ですわぃ。

いいえ翁よ、そんな事を言わず、もう一度、身だしなみを整えようではありませぬか。

 

てことで、悲観的な翁B管を説得して(笑)、まずはお湯を使った管内洗浄を実施。それからロータリーヴァルヴ周りの固着を溶いたり、ヴァルブオイルを使って徹底的に洗浄を行います。続いてベルの凹みや歪みの修正。これは楽器を振り回すほどの力仕事なので、結構な重労働です。相当な汗が費やされます。

 

そんなこんなで、ようやく落ち着いて音出ししてみると、鳴るは鳴ります。ただ、長年放置状態だったためか、自分が楽器であることを忘れているかのような鳴り方。妙にボソボソと響きが沈むような感じ。ツボも音程も低くなっています。

 

ごほごほ…いやはや、すっかり耄碌したのぅ、鳴らし方すらも忘れてしまいましたわぃ。

よろしい翁よ、ゆっくり時間をかけて、思い出して参りましょうぞ。若い日々の栄光を。

 

付属のマウスピースには、古いヴィンセント・バック(これまた酷く変色していたので、専用の布で磨き直しです)が付いていたのですが、長年バックとは自分との相性がイマイチなので、何か別のものを…う〜ん、ティルツではシャンクが嵌りにくいようですな。

ピンと閃いたのは、少々細いシャンクの事情を踏まえ、ロータリー楽器と基本的に相性が良いとされる、ブラゼルマイヤーを久々に使用…案の定、このマウスピース特有の重い質感と、カップの深さが生み出す重めの響きがズッシリと決まり、徐々にですが、噴けば噴くほど鳴るようになってきました。

 

おぅ、そうじゃ…思い出してきたぞ。はるかな昔、儂は輝かしく鳴る、楽器だったのだ。

まことに翁よ、貴方は楽器だったのです。さぁ今再び、鳴り響く豊かな低音に蘇り給え。

 

といった経緯があり、往年の響きを取り戻すべく、目下リハビリ中です。

我が家で足腰を温め直した後、本当に彼を必要とする方々を探す予定です。とりあえず暫くは自分が噴き込んで、翁が楽器としての自信を取り戻すように努めます。


夏に向けて。。。

ま…タイトルが前日のモノと、ほぼ一緒ではありますが。

今日は隣市の現場。こちらも夏の恒例行事に向けて、いよいよ曲が決定しました。

たまたまと言いますか、自分自身にも、相当に思い入れの深い作品ですので、指導にも自然と熱が多めに入っていきます。その分、何かと厳しい要求をしてしまいがちですが、何卒頑張ってもらいたいところ。

 

今年は、自分で指揮棒を用いた本番が俄然少なくなってしまいます。

となると、両腕の発達も、例年に比べると、おとなしくなるのかな。

 

周りの環境の変化が急なもので、なかなか気持ちがついていけていません。それに伴い、このブログの更新も下降線を辿る一方ですが、それでも毎日平均50前後のアクセスがあるようなので、なんとか書ける時には書いていきますね。


夏へ向けて。。。

今日は県南地区の現場へ。長年お世話になった顧問の先生がとうとう異動されてしまいましたが、次の顧問の先生からも改めて依頼を頂戴する運びとなり、今年度も伺わせてもらっております。

 

前回のレッスンでは、主に入学式や新入生歓迎会などに備えた曲を指導していたので、今日からはいよいよ夏の恒例行事に向けての曲の指導となります。

生徒指導上の点から、楽器編成に偏りがあり、正直選曲に頭を抱えた瞬間もあるのですが、生徒たちの現状に合わせた曲に出逢えたので、すぐさま顧問の先生に紹介しました。

 

もちろん難点はあります。編成の事情に合わせて、楽譜も少しずつ書き換えたりしなければなりませんが、大して違和感はありません。実際に音出しをしてみて、楽譜に問題はないと感じました。じっくり取り組んで参りたいと思います。


大学オケにて。。。

昨日と今日で、或る大学のオーケストラに急遽参加しました。

さかのぼること2日前。知人から「出演を予定していた学生が急病なので、明日と明後日、代理をお願い出来ませんか」との要請を請け、慌てて他の仕事や用事を調整。

 

すぐに概要や楽譜をファックスで送って頂いたのに、途中でインクリボンが切れてしまう、しょうもないアクシデントに見舞われる深夜ずーん…などと、バタバタしつつ準備に奔走バタバタ

 

ところで、実はこの大学の近くには、別の仕事で時折来ているものの、実際に伺うのは初めて。とてつもなく広大な敷地に、ドンドン新しく施設を建てまくっている活気溢れる様子を見ていると…いやはや、世界が回っている処は着実に回っているのですねおおっ

 

演奏する曲は、当時の時代背景を考えれば、F管をチョイスするのが基本だったのですが、あんまり律儀に過ぎてもイカンと思い直して、C管(マイネル2000)を選択。あんまり噴き散らかさず、金管セクションに添える意識を持って臨むことにしました。

 

演奏は無難に完了最高…特に振り返るほどでも無いかも知れませんが、ノーマルサイズのC管の柔軟性と許容性の幅広さを、改めて実感する機会となりました。関係者の皆さま、お世話になりましたっチューバ


初・武道館。。。

今日の仕事会場は、かの有名な「武道館」でございますkyu…ステキな縁がありまして、或る大学の入学式にて、奏楽メンバーとしての出演依頼を受けました。

それにしても「武道館で演奏する」だなんて、この言葉の響きだけで、まるで夢のライヴ決行、みたいなノリがありますね。今回の仕事内容を「某バンドのサポートメンバーとして、武道館入り」とすれば、なんとなーく、それらしき感じが出てきます。

 

そんな冗談はさておき、実際に初めて武道館に足を踏み入れて、会場設営に勤しむ沢山のスタッフを眺めながら会場内を見渡してみれば、その途方もないサイズのキャパシティに少々茫然。うわー、これまた360度全方向に向けて広いこと広いこと…これは演奏する身としては、なかなか大変な予感あっ

 

大会場での吹奏楽ですから、念のためニルシュルヨークを背負ってきたのですが、正直に言って、楽器のチョイスは、さほど関係無さそう。音響さんに助けてもらわない事にはどうにもならないレベルです(笑)。

 

演奏の際には、マイクがベルの上に宛がわれましたが、残響はほとんど感じられないので、自分のプレイバックが聞き取りにくい。周りには沢山の演奏者が居るにも関わらず、孤独に演奏しているような、不思議な感じでした。

 

また、組織の大きな大学グループだけあって、数回に分けて行われた式典は、それぞれの出席者で客席はギッシリ。演奏以外の時にも、常に沢山の視線を受けている可能性もあって、違う意味で緊張するという、普段のコンサート業務では味わえない体験ばかり。関係書の皆さま、お世話になりましたっチューバ


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